
訪問リハビリステーションの制度化を目指して
全国訪問リハビリテーション研究会
会長 伊藤隆夫
平成24年の診療報酬・介護報酬同時改定までに後2年をきるところまで来ています。これまでの当研究会の活動方針の中心に位置付けられている「訪問リハビリステーション」の制度化に向けた活動をさらに拍車をかけていかなければならないでしょう。
さまざまなスタイルの活動が必要とされますが、中心点的な課題の一つが人材の育成つまり良質な訪問リハビリテーション従事者の育成にあります。各地域で開催しています基礎研修会やステップアップ研修会を通じて、地域における訪問リハビリテーション活動の活性化にもつながっていると考えます。さらに訪問リハビリテーション事業所の健全な運営やコンプライアンスを順守する事業所の育成を目指して、訪問リハビリテーション振興会とともに訪問リハビリテーション管理者研修会を開催しています。このようなさまざまな研修会を通じて、かかりつけ医やケアマネジャーとの連携強化や地域における支援スタッフとチームアプローチを実践していくような視点の育成を強調しています。
また一定のカリキュラムや訪問実技を修得することで訪問リハビリテーション従事者を認定していくシステム創設の準備活動を行っていきます。さらに良質な訪問リハビリテーションを経験し、そのノウハウを修得してもらう研修実施施設の認定や実地研修システムの構築にも着手していきたいと考えています。
今後とも会員の皆様の声に耳を傾けながら、「訪問リハビリステーション」の制度化に向けてさらに活動を強化していきたいと考えています。こういった一連の活動の強化に伴って、今後会費等変更の検討も必要になってくるかもしれませんが、よろしくご協力をお願いしたいと考えます。以下に今後の具体的な活動指針を示します。
平成22年8月25日
訪問リハビリステーションの創設に向けて
1. 訪問リハビリテーション従事者基礎研修会の開催
→年10回以上の地域での基礎研修会、ステップアップ研修会の開催を通じて地域における訪問リハビリテーションの啓発
2. 訪問リハビリテーション研究大会の開催
→年に2回の研究発表形式の研究大会の開催(1回はリハビリテーション・ケア研究
大会を共催)
3. 訪問リハビリテーションに関わるスタッフの組織的一元化
→理学療法士協会・作業療法士協会・言語聴覚士協会が足並みを揃えた活動としての
訪問リハビリテーション振興会の活動
管理者研修会ステップ1、2を各2回、ステップ3を1回、地域リーダー研修1回
4. 訪問リハビリテーション実施者認定制度の発足へ向けて
5. 研修実施施設の認定・実地研修制度の創設へ向けた準備
6. 訪問リハビリテーションの全国実態調査の定期的な実施

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